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色々なことを勝手に想像&妄想。


by song-of-imagine
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♪こうだったらいいのにな
 
 こうだったらいいのにな

♪こうだったらいいのにな_d0036086_22324368.jpg

# by song-of-imagine | 2005-05-17 22:32

階下の騒音


僕は2階建てアパートの2階に住んでいます。
当然、僕の部屋の下には1階の部屋があるわけです。
昨日のこと、その1階の部屋で事件が起こっていました。

昨日、僕は部屋で夕食を食べていました。
大体7時くらいでしょうか。
下の部屋から4~5人の人間の話し声が聞こえてきました。
まあ、話し声といっても既に騒音レベルではあったのですが。
僕はすぐに予想できました。
「これからもっと、うるさくなるな」と。


下の部屋の住人は今年の4月に越してきた男子学生です。
今の時代、どこのアパートでもたいていはそうでしょうが、引越しの挨拶なんてものは行った事もなければ来た事もありません。
というか、挨拶しないことが慣例になっています。
そのため、僕は階下の住人と直接会ったことはありません。
しかし、1度見かけたことはありました。
2ch用語で言うところの『DQN』という感じでした。
引越し後1ヶ月たっても、カーテンをかけていないことからもそれが分かると思います。


大学生というのは、休日になると誰かの家に集まって酒を飲んだりするものです。
いわゆる宅飲みというやつですね。
僕もよくやるので分かるのですが、はじめは周りへの気配りもあって静かにするように心がけます。
しかし、アルコールというのはその辺の気配りも奪ってしまうようで後半になると、どうしてもうるさくなってしまいます。

ところが下の住人ははじめからフルスロットルでした。
『DQN』には気配りという概念がなかったようです
その段階でも十分にうるさかったのですが、その後、僕の予想通り更に騒音は増していきました。


7時10分ごろに、新たに仲間がやってきたようです。
チャイムを連打していました。

7時30分ごろ、また別の仲間が原付でやってきました。
駐輪場で訳もなくエンジンをふかしてました。

7時35分ごろ、再び原付で仲間が登場。
窓越しに室内の仲間と大音量でお話を始めました。

7時40分ごろ、新しいお友達が加わりました。
1人目と同じくチャイムを連打してました。


ザ・近所迷惑です
文句を言ってもよかったのですが、僕の部屋で宅飲みをやる時、奴に苦情を言わせないために放って置くことにしました。
しかし、8時頃になって異変が起きました。
騒音が止んだのです。

始めは場所を移したのだろうと思っていました。
ところが、僕が出かけようと外に出てみるとちゃんと彼らはその部屋にいました。
カーテンがないので部屋の中の様子は、はっきりと分かりました。

喋らずにただ座っている男たち

異様でした。
仲間と飲んでいるのに、一言も会話がない。
30分前までのバカ騒ぎが嘘のようです。

騒いでいるDQNと鉢合わせするのも嫌ですが、静かなDQNというのも怖いです。


なぜ、彼らは急に静かになったのか。
なぜ、一言も喋らないのか。

想像してみました。



①注意された
近所の人に普通に注意されて、しょげていたのではないでしょうか。
だったら最初から騒ぐなよ。
集合住宅なんだから、うるさくすれば注意されるに決まってんだろ。
どうせやるならもっと根性出してやってもらいたいものです。


②闇の儀式説
彼らは昨日、闇の儀式をするためにあの部屋に集まっていたのではないでしょうか。
そのため、一言も喋ってはならなかったのです。
僕はこれが事実であって欲しくはありません。
自分の部屋の下でそんなことが行われていたなんて思いたくないからです。
ましてや、これからもそんな奴の上で暮らさなければならないのかと思うと・・・。


③追悼の宴説
タケシが死んで1ヶ月。
久々に彼の仲間が集まった。
しかし、彼らの顔はやはり暗かった。
すると、そんな彼らにリーダーのヨースケが言った。
 「お前らなんて顔してんだよ。
 あいつは峠に命かけてた。そして、その峠で死んだんだ。
  本望だったんじゃねぇのか?
  あいつはきっとあの世で笑ってるぜ。
  それなのにお前らがそんな暗い顔してんじゃねぇよ」
ヨースケの言葉をきっかけにして、彼らは努めて明るく振舞った。
タケシと騒いだあの頃のように。

しかし、飲み始めるとタケシの不在は重く心にのしかかってきた。
いつでもタケシはムードメーカーだったのだ。
突然、タクの頬を涙が伝った。
タクの涙に誘われるように、みんなが堰を切ったように泣き始めた。
 「お前ら、泣いてんじゃねぇよ」
そういったヨースケの両目からも涙があふれていた。

暖かい夜だった。
タケシが彼らを包んでいるかのようだった。


こんなストーリーがあったのかもしれません。
仮にそうだとしても、
やってることは近所迷惑
これだけは確かです。


結局理由が何だとしても、ああいう連中は嫌ですね。
ちなみに彼らはその後、静かに帰っていきました。
やっぱり喋ってませんでした。
不思議ですね。
僕の中で「関わりたくない度」がまた上がりました。
# by song-of-imagine | 2005-05-15 22:16

くまさん(後半)


後半です。

③帰らずの森説
お嬢さんは知らず知らずのうちに森に入りました。
地元の人に帰らずの森と呼ばれている森へ。

そんな彼女を助け出そうとしたのがくまさんだったのです。
くまさんは彼女に逃げることを薦めます。
彼女は彼の薦めに応じて逃げました。

そのとき、やさしかった森のくまさんに変化が訪れます。
彼が森の掟を破ってお嬢さんを逃がしてしまったから・・・。
くまさんの意識は森に支配され、彼は自ら助けたお嬢さんを森の獲物として捕まえる役目を負わされてしまったのです。

くまさんが追ってきていることに気づいたお嬢さんは立ち止まります。
彼女はもちろん気づきませんでした。彼の正体に。
くまさんはおもむろにイヤリングを取り出します。
それを善意と勘違いした彼女は、彼のために歌を歌います。
いつまでも、ずっと・・・

怖いですね。
童謡じゃありません。全く。


もうこれ以上想像しても怖いのしか出てきません。
くまさんのイメージをあまり壊したくはないのでこの辺で終わります。
# by song-of-imagine | 2005-05-11 23:22

くまさん


『森のくまさん』

ある日 森の中
くまさんに出会った
花咲く森の道
くまさんに出会った

くまさんの言うことにゃ
お嬢さんの逃げなさい
スタコラ サッササのサ
スタコラ サッササのサ

ところがくまさんが
後からついて来る
トコトコ トッコトッコト
トコトコ トッコトッコト

お嬢さん お待ちなさい
ちょっと落し物
白い貝殻の
小さなイヤリング

あらくまさん ありがとう
お礼に歌いましょう
ラララ ラララララ
ラララ ラララララ
ラララ ラララララ
ラララ ラララララ



ご存知『森のくまさん』です。
しかし、この歌には若干気になることがあります。

それは、なぜお嬢さんが逃げなければならなかったのかという事です。

森の中で出会った熊は、突然お嬢さんに逃亡を薦めます。
何の理由も告げずに
そして、お嬢さんは熊の薦めに応じて逃げ始めます。
理由も聞かずに
その後、お嬢さんはイヤリングを拾った熊と歌い始めます。
さっきまで、逃げなければならない切迫した状況だったのに。

謎だらけです。
お嬢さん逃亡の理由を想像してみたいと思います。



①熊、意外に危険説
もちろん、実際の熊は人間さえも襲う獰猛な動物です。
そして、森の熊さんもまた獰猛な肉食獣だったのではないでしょうか。
熊さんにっとては、お嬢さんは獲物以外の何者でもなかったのです。
しかし、あくまでも童謡のキャラクターですから彼には良心がありました。
そこで、お嬢さんを食べてしまわないように逃亡を薦めたのです。
ヨダレを垂らしながら
もちろん、ヨダレを垂らした熊が近づいてくるわけですからお嬢さんは一目散に逃げ出します。

お嬢さん逃亡後、熊が何をしていたのか。
それは、もちろんランチタイムです。
ウサギかなんかを貪っていた事でしょう。
そして、満腹になった熊はイヤリングを発見しお嬢さんを追いかけたのです。

人の良いお嬢さんはお礼として歌います。
口の周りが血だらけの熊とともに。
とても童謡とは思えない光景です。


②お嬢さんは熊以外の誰かに追われていた
お嬢さんは、何者かにずっと追われていました。
その何者かから逃げるために彼女は深い森に入ります。
しかし、奴はついてきました。
奴からは決して逃れることは出来ないのだと、彼女は希望を捨てようとしていました。
その時、彼女は出会ったのです。
森のくまさんと。
次の瞬間、彼女はくまさんの口から信じられない一言を聞きます。

「ここは俺に任せて、お前は逃げろ!」

彼女は自分の耳を疑いながらも逃げ始めます。
一度は捨てかけた希望に向かって。

しばらく走った後、彼女はくまさんが自分を追って走ってきていることに気づきます。
「おいお嬢ちゃん、イヤリング落としたぜ」
「あの・・・、あいつは?」
「もう心配いらないよ。奴は2度とあんたの前には現れない。」
「えっ・・・?」
「ほら、これ(イヤリングを差し出し)大切なもんなんだろ?」
「あ、ありがとうございます」
「いいってことよ」
「あの、私クラブシンガーなんです。お礼といっては何ですが歌わせてください。」


かっこいいですね。
ちょっとハードボイルドな感じで。
これが真実だったら、保育士の方は子供たちに伝えてあげて欲しいものです。



長くなったので今日はこれで。
後半に続きます。
# by song-of-imagine | 2005-05-11 01:16

本能


この前、あるお爺さんを見ました。

白く長いひげと杖。
「あっ、仙人だ」
と思いました、とっさに。
たたずまいも周りの空気とは違っていました。
本当に『浮世離れ』という言葉が似合う感じでした。

その瞬間までは。

その瞬間、その仙人の前方から高校生の団体が歩いてきました。
すると仙人は、ものすごく鋭い眼光で、

女子高生の脚をチラ見してました


どれだけ年をとっても、どんな格好をしていても、
人間の本質は変わらないみたいです。
# by song-of-imagine | 2005-05-06 20:46