色々なことを勝手に想像&妄想。


by song-of-imagine
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田園


田舎に行くと、都会では見れない色々なものを見ることができます。
『トップレスで屋外を歩き回るおばあちゃんと』いうのがその最たるものですが、それだけではありません。
今回はそんな話です。


ゴールデンウィークということで僕は実家へ帰省しました。
高速バスに揺られること4時間、地下鉄移動を1時間、そこからさらに車で30分、
実家まであとわずかという所で見てしまいました。
想像を掻き立てられてしまうものを

僕の実家というのはかなりの田舎で、周りが田んぼだらけです。
その田んぼの中の1つでお婆さんが農作業をしていました。
このお婆さんというのが前述した『想像を掻き立てられてしまうもの』です。

農作業をしているお婆さんというのは別段珍しいものではありません。
しかも、今の時期というのは田植えの期間なのでこのような農作業の光景はよく見られます。
それなのに、なぜ、そのお婆さんがそんなに気になったのか。
その理由はそのお婆さんの行動にありました。


そのお婆さん(仮にトメさんとします)は、休憩中だったのですがその休憩スタイルが変だったのです。
田んぼの真ん中に仁王立ちし、上を見上げ、口を開けたまま


田んぼの中にいたわけですから、当然、足は水の中です。
このような状態では休める気がしません。
しかも、口が開いてる。
もう、気になって仕方ありませんでした。


なぜ、トメさんは田んぼから上がらなかったのか。
なぜ、その場で休もうと思ったのか。
なぜ、上を向いていたのか。
なぜ、口を開けていたのか。


想像してみました。



①無類の田んぼ好き
「好きで好きでたまらない。
一度入ったら、ちょっとやそっとじゃ出る気がしない。
休憩する暇があったら、ずっと中にいたい。」

トメさんはこんな風に考えてたんじゃないでしょうか。
プールの授業中の小学生と同じ心境ですね。
こんな風に童心を忘れないお年寄りばかりなら、高齢化社会も怖くありません。


②コンタクト落としたと号泣
田んぼというのは基本、泥です。
それゆえ、コンタクトでも落とそうもんなら探しようがありません。
しかし、トメさんは落としてしまいました。
そして、泣き出してしまいます。
人目をはばかることなく、田んぼの中心で。
失ったコンタクトへの思いを叫びながら、激しく嗚咽を漏らして。

僕が見たのはこんな光景だったのかもしれません。
こんな風に思春期の葛藤を忘れないお年寄りばかりなら、高齢化社会も怖くありません。


③立ち往生
亡くなったんですね。
田んぼでの作業中に。
悲しい話ではありますが、かっこいいです。
最期の最期まで自らの仕事を全うし、立ったままで逝く
こんな風に弁慶の男気を持ったお年寄りばかりなら、高齢化社会も怖くありません。



どうやら、高齢化社会は日本の危機ではないみたいです。
良かったですね。

以上、無理やりなオチでした。
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by song-of-imagine | 2005-05-05 18:17